久しぶりにインスタントラーメンが食べたくなったのに賞味期限が切れてた!なんてことはよくありますよね。
でも賞味期限がすぎたからもう捨てないといけないんでしょうか?
実は、そうではないようです。保存状態にもよりもますが、賞味期限を過ぎてもまだ食べられるのでまだ捨てないでくださいね。
この記事ではあなたのその賞味期限を過ぎたインスタントラーメンはまだ食べられるのかを判断するための3つのチェック項目をご紹介します。
その3つとはこちら
[toc]1.消費期限をチェックする
すでに知っている方も多いと思いますが、賞味期限はおいしく食べられる期間の限度のことです。食べられるかを見分けるには「消費期限」をチェックしてください。
「消費期限」は一般的に「賞味期限」の1.3-1.5倍とされています。
現在「賞味期限」の設定はどのメーカーも大体同じで
袋いりインスタントラーメンは8か月
カップラーメンは6か月
です。
なので「消費期限」はその1.3-1.5倍だと
袋いりインスタントラーメンは10-12か月
カップラーメンは8~9か月
になりますね。
そう考えると、賞味期限を過ぎてから1-4ヶ月は大丈夫という結論になります。
結構だいじょうぶなんですね。でもこれだけでは食べれる事にはなりませんので、焦ってたべないでください。
2.においを確認する
2番目はにおいを確認することです。
一般的にも腐っているかどうかを確認するにはにおいをかぎますよね。
ここではインスタントラーメンの加工に使われている油の劣化が進んでいないか、においで確認してください。
インスタントラーメンは基本的に「油で揚げて麺の水分を飛ばす」という方法が使われています。
では、ノンフライ麺なら大丈夫か?というとそうでもありません。
ノンフライめんは油で揚げてはいませんが、実は麺の原料の中に油が含まれていることが多いのです。
なので、油が1ミリも入っていないインスタントラーメンはほとんどない、という認識が必要です。
麺のにおいをかいでみて、油臭いにおいがするならやめておいた方がいいかもしれません。
3.古いラーメンを食べるリスクを理解する
油の劣化したインスタントラーメンを食べるとどうなるのか、そのリスクも理解しておいてください。
・おいしくない
・吐き気
・食欲不振
・胃もたれ
・下痢
などの症状が出ることがあります。
劣化の状況にもよりますが、最近なんか体調が悪いな~くらいで済む人もいれば、下痢や吐き気に悩まされる人もいます。
私ぺキチンの個人の経験では、体調が悪い時にちょっと古いインスタントラーメンを食べたらすぐは大丈夫だったんですが、数時間後にじょじょに気持ち悪くなり、食べた分ほぼ吐いてしまいました。
あとでめっちゃ後悔したのを覚えています。その体調が回復したあとも数か月間はラーメン自体を食べたくなくなりました。
体調が万全なら何ともなかったかもしれませんが、胃腸が弱っているときなんかに注意が必要です。
こんなリスクも考えて、今目の前のインスタントラーメンを食べるか?食べないか?を決めていただければと思います。
ちなみに、インスタントラーメンのメーカー日清食品の公式サイトにも似たような質問があったので、最後に紹介したいと思います。
ちなみに。。。日清食品の答え
インスタントラーメンといえば、「日清食品」が有名です。その公式サイトに賞味期限を過ぎたインスタントラーメンについての質問があったのでご紹介します。
質問:賞味期限を過ぎた製品でも食べられますか?
答え:なるべく賞味期限内にお召し上がりください。また、賞味期限にかかわらず、お早めにお召し上がりください。賞味期限が過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。
とのことです。
賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるはない、と言っているので、すぐにあきらめる必要もないようですね。
でもやはり作っている側としては実際に賞味期限過ぎても大丈夫ですよ~とは言えないようですね。そんなこと言って食中毒にでもなってしまったら訴訟問題などに発展しかねないですもんね。
ということで、日清のサイトでは、ちょっと慎重な答えしかありませんでした。
まとめ
いかがでしたか?
賞味期限が切れたインスタントラーメンを食べるかどうかを決めるうえで役立つ3つのチェック項目をご紹介しました。
1.消費期限をチェックする
2.においをチェックする
3.古いラーメンを食べるリスクを理解する
でした。
実際には「賞味期限半年過ぎたもの食べたけど全然大丈夫だった」という人もいますし、「二か月過ぎてたのを食べたら気持ち悪くなった」という人もいます。
ラーメン大好きな人は「リスクがあっても関係ねー!」という人もいると思います。
それぞれの楽しみ方でインスタントラーメンを味わいましょう!